2010-01-26
初釜
テーマ:Blog
「着物姿の綺麗なおねえさん達に囲まれてハーレム状態
」と誘われて、ぼくは先日、ふたつ返事で鎌倉へ行ってきたんだにゃ
何かと思ったら、「初釜」にゃって!初釜って、茶道のあれ?でも、お茶事(おちゃじ)なんて初めてにゃ。ぼくでも大丈夫かにゃ?
なんて、緊張半分、楽しみ半分で いざ鎌倉!クワーッ![]()

到着してみると、ぼくを出迎えてくれたのはこの若松飾り。若松飾りって初めて見たにゃ。
黒く見えるのは炭にゃ!これが三本、金銀の水引で束ねられてて、その下には一升のお米が敷かれてるにゃ。
お米は食べ物が不自由しないように。炭は燃料が不自由しないように、という祈りと感謝の気持ちが込められているんにゃって
う〜ん、古式ゆかしいお飾りなんだにゃ〜
お茶事というのは、たくさんすることがあるみたいだけど、
ぼくが待ち遠しかったのはなんといっても懐石料理だったにゃ
何品も出てきたけど、ここでちょっとだけ紹介しちゃうにゃ!クワッ
まずは四つ椀・初夢皿。懐石料理のはじまりはまずこのお膳だったにゃ!茶懐石料理をもてなす道具がこの「四つ椀」だそうにゃ。
左は飯椀で右は汁椀。白味噌仕立てのお椀がとーっても風味豊かだったにゃ〜!
正面の平皿に富士山と鷹と茄子の絵が描いてあるのが見えるかにゃ?なんとなく、
おめでたいってことはみんなにも分かるにゃ?
そう!初夢で見ると縁起がいいっていう「一富士二鷹三茄子」のことわざにちなんだ『初夢皿』というみたい。
「一富士二鷹三茄子」のことわざの起源にはいろいろ説があるんにゃけど「一番目の富士山は日本一の山、二番目の鷹は強い鳥、三番目の茄子は「成す」に通じて縁起がよい。」とかいった意味もあるみたいにゃ。
こんなお皿を使ったなら、ぼくの一年も安泰にゃ
日本一のネコ、強いアヒルになって、みんなの幸せ招くことを成し遂げるにゃ〜!クワックワッ

そして次は茶懐石の王様!「煮物椀」だにゃ!ゴクリ...。蟹のしんじょう(練りものだにゃ)の上に、綺麗な色の京人参と大根、そして菜の花。
見ているだけでうっとり。
お味も美味しかったから、わんこそばみたいにおかわりしたかったにゃ〜
こちらは進肴(しいざかな)。柚子をのせたあっつあつの大根に、見たこともない大きな栗の煮物が出てきたにゃ。
日本に生まれてよかった!これ全部食べられるにゃ!って思ってたら、みんなで一つずつ取っていくんにゃって。そ、そうだよにゃっ
わかってたにゃ、もちろん
こちらは酒の肴として出されるという「八寸(はっすん)」と呼ばれる茶懐石の一部だにゃ。八寸は手前に海のもの、今日はアワビ!そして向こうに山のものを盛り付けるそうにゃ。アワビは大好物にゃ〜!
そして次に出てきたのがモッチモチの花びら餅!ほんのりピンク色をしたお菓子が春らしくって、「みんなの春」バージョンに衣替えしたぼくにぴったり
花びら餅は新年に出されるお菓子らしいにゃ。白いお餅の中に、紅色に染まった白あん、甘く煮たごぼうが入っていたにゃ。
どんな味か、ちょっと想像しづらいかにゃ?とっても美味しかったことは間違いないにゃー!みんなも機会があったら食べてほしいにゃ
お食事が済んだらいよいよお抹茶が登場にゃ。
一碗目のお茶は、もうヨーグルトみたいにトロトロ!これが「濃茶」(名前がまんまにゃ〜!)お茶事に行ったことがない人は飲んだことがないかも!?ぼくもこれ、初めて飲んだにゃ
このトロトロがお茶だにゃんて、ちょっとしたカルチャーショックにゃ!ぼくもまだまだ知らない日本文化がたーっくさん転がっているのにゃ〜!クワッ

さてさてお待ちかね、次はぼくの大好きなお茶菓子!
だけど、何やら不思議な形をした大きなまんまるのお菓子が出てきたにゃ。
このボールみたいのが、お菓子!?なにやら、外は紅白のお煎餅みたい...にゃにゃ?中に何か入ってるにゃ!?ワクワク!開けてみると・・・可愛らしい小さなお菓子が沢山でてきたにゃ〜
これは「久寿玉」というお菓子にゃんだって!
ん?「久寿玉」?くすだま...?もうみんなも気づいたにゃ?運動会などでよく見かける「くす玉」と同じにゃ!
くす玉は本来は「薬玉」と書くにゃ。中国ではなかに薬草を詰めて造花で飾り付けして五色の糸をたらす、魔除けの道具として使われていたものにゃけど、縁起がいいから日本ではお菓子まで詰めちゃったにゃ
うーん、ぼくも薬草よりお菓子が出てきた方が嬉しいにゃ。
食べるのがもったいなくてしばらく眺めていたけど、ちゃーんとおなかの中に入っちゃったにゃ。クワッ

二碗目のお茶は、「薄茶」といってサラリとしてるにゃ。先月、京都に旅行した時に飲んだものと似てたにゃ。みんなが普通イメージしている「抹茶」はこの薄茶のほうだにゃー!うんうん。
お腹がいっぱいの幸せ帰り道、ぼくは伊豆半島に沈む夕陽を眺めていたにゃ。
燃えるような壮大な夕陽をバックに、ぼくもなんだか雄大に見えたり...しないかにゃ?
茶道の作法は決まりごとが多くて緊張しそうにゃ!って敬遠してたけど、たくさんの美味しい料理と可愛いお菓子を食べる事ができて、素敵な器とお茶でもてなされ...こんな雅な世界があったんだにゃ〜。
日本の文化って奥が深いにゃ〜。って目の覚める思いだったにゃ。クワッ!初のお茶事体験はとってもしあわせな4時間だったにゃ。また行きたいにゃ!
足さえ痺れなければにゃ〜〜
ビリビリ...!クワ〜〜...











